トウモロコシ畑に巨大なクレーター、第2次大戦の不発弾が爆発か ドイツ

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トウモロコシ畑に出来たクレーターの上空写真=24日、独アールバッハ/Boris Roessler/DPA/AFP/Getty Images

トウモロコシ畑に出来たクレーターの上空写真=24日、独アールバッハ/Boris Roessler/DPA/AFP/Getty Images

(CNN) ドイツのトウモロコシ畑でこのほど、大きな爆発があり、巨大なクレーターが残された。警察によれば、第2次世界大戦時に投下された不発弾が爆発した可能性が高いという。

ドイツ・アールバッハにあるトウモロコシ畑で23日午前4時ごろ、何かが爆発したようだった。爆発は地震のように感じられるほど大きく、畑には巨大なクレーターが残された。

警察によって派遣された調査員が穴を計測したところ、幅が約10メートルで、深さは約4メートルだった。

当初、クレーターの原因はわからなかったが、1日をかけて調査したところ、550ポンド(約250キロ)の不発弾であったことが「ほぼ確実」となったという。

市の広報担当は地元メディアに対して、以前は列車の車庫があったことから、市は第2次世界大戦の終わりごろに爆撃の標的となったと説明。畑で作業していた人がいなくて良かったと付け加えた。

専門家によれば、時間の経過とともに起爆装置が腐食するなどして、外部からの力が加わらなくても未発見の爆弾が爆発することはしばしば起こり得る。

古い爆弾が見つかることはドイツでは珍しいことではなく、毎年数百の不発弾が発見されるという。

2018年4月にはベルリンで1100ポンドの不発弾の処理が行われた。

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