プーチン氏が大統領令に署名、志願兵に国家への忠誠を義務付け

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ロシアのプーチン大統領は、志願兵に国家への忠誠を義務付ける大統領令に署名した/Contributor/Getty Images

ロシアのプーチン大統領は、志願兵に国家への忠誠を義務付ける大統領令に署名した/Contributor/Getty Images

(CNN) ロシアで、志願兵や領土防衛に携わる人々に対し、国家に忠誠を誓うことが義務付けられたことがわかった。ロシアのプーチン大統領が25日、義務付けを指示する大統領令に署名した。

大統領令は即座に施行された。

大統領令には特定の集団の名前は挙げられていないものの、タイミングは注目に値する。

今回の大統領令は、ロシアの民間軍事会社ワグネルの将来が見通せないなかで出された。ロシアは、ワグネルの創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が先週の飛行機の墜落によって死亡したことを確認した。プリゴジン氏は2カ月前、短時間で終わったロシア軍上層部への反乱を率いていた。

ワグネルの反乱は24時間足らずで終結したものの、ロシア政府のためにウクライナで戦うさまざまな派閥間の不仲の激しさがあらわになった。

今回の大統領令の対象となるのは、志願兵をはじめ、ロシア軍やそのほかの軍隊、軍事組織、軍事機関に割り当てられた任務の遂行を支援する人々など。

ワグネルや、新ロシア派の勢力とともに戦っている武装勢力に影響するのかは不明。

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