ザポリージャ原発、「通常業務」を再開 ロシア当局

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ドニプロ川の右岸から見たザポリージャ原発の眺め=14日、エネルホダル/Lev Radin/Pacific Press/LightRocket/Getty Images

ドニプロ川の右岸から見たザポリージャ原発の眺め=14日、エネルホダル/Lev Radin/Pacific Press/LightRocket/Getty Images

(CNN) ウクライナ中南部にあるザポリージャ原子力発電所で働く職員が「通常業務」を再開したことがわかった。ロシア当局が明らかにした。ザポリージャ原発は昨年3月以降、ロシア軍の占領下にある。

同原発の幹部は16日、5月の祝日が終わり、ザポリージャ原発の作業員が戻ってきたと述べた。

こうした発表とは反対に、ザポリージャ原発が位置する街は前線に近く、街から民間人が避難しているとの報道が出ている。

5月の祝日の前には、ウクライナ当局は、原発近くのエネルホダルの街からバスによって民間人が避難したと明らかにしていた。避難した民間人の数は不明。ウクライナ当局はロシアが医療機器などを街から持ち出したとも主張していた。

同地を取材しているロシア人記者は、「大量移送」のうわさは未確認であり、「機能すべきものは全て機能している」と述べた。同記者によれば、「人々は長い週末を終えて、戻りつつある」という。

ウクライナ軍による反転攻勢が予想されるなか、何人が同州を離れた可能性があるのかは不明。ウクライナ当局によれば、南方のベルジャンシクに向かった人のなかには仮設住宅の状態があまりにひどいため自宅に戻った人もいる。

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