キューバ移民、電動ハンググライダーで空港着陸 米フロリダ州

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キューバからの移民が電動のハンググライダーで米国の空港に着陸する出来事があった/Monroe County Sheriff's Office

キューバからの移民が電動のハンググライダーで米国の空港に着陸する出来事があった/Monroe County Sheriff's Office

(CNN) 米フロリダ州モンロー郡の保安官事務所は25日、米国への入国を求めるキューバの移民2人が電動ハンググライダーに乗って、同州キーウェスト国際空港への着陸を強行したと報告した。

着陸は現地時間の同日午前10時30分ごろで、2人は重傷は負わなかったとした。身柄は米税関・国境警備局に引き渡された。

同空港の幹部は声明で、この騒ぎで運航業務に支障は出ず、通常通り進められたと述べた。

ハンググライダーはキーウェスト国際空港に着陸した/Monroe County Sheriff's Office
ハンググライダーはキーウェスト国際空港に着陸した/Monroe County Sheriff's Office

フロリダ州には過去数カ月間、キューバからの移民が殺到。大半は危険な要素もある海路の手段を選んでいる。米沿岸警備隊は今年1月、フロリダ州沖合で見つけた移民273人をキューバへ送り返してもいた。

沿岸警備隊は昨年9月、CNNの取材に過去1年の間に入国を阻んだキューバからの移民は1990年代以降での該当数字より多かったと明らかにしていた。最近の米国を目指す移民の増加を、キューバ本国での社会不安、当局の弾圧や生活必需品の不足と関連づける見方もある。

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