ウクライナの子どもの死傷者、侵攻後に972人 ユニセフ

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生後3カ月で死亡した赤ちゃんの葬儀=4月27日、ウクライナ・オデーサ/Nina Liashonok/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images

生後3カ月で死亡した赤ちゃんの葬儀=4月27日、ウクライナ・オデーサ/Nina Liashonok/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images

(CNN) 国連児童基金(UNICEF=ユニセフ)は28日までに、ロシアによるウクライナ侵攻が今年2月24日に始まって以降、殺されたり負傷したりした子どもは少なくとも972人に達すると報告した。

ユニセフのラッセル事務局長は声明で、あくまで国連が確認した数字のみであり、実数ははるかに多いと判断しているとした。

事務局長は、ウクライナ各地で多くの子どもたちが暴力のはびこるなかで遭遇している深刻な窮境や戦闘が同国の教育環境にもたらした荒廃に言及。

ウクライナの教育制度は全土における敵対行為の高まりで大きく揺らぎ、学校が攻撃の標的になるなどしており、両親は子どもを通校させることに安心感を覚えなくなったと主張した。

「学校の10校のうち1校が損壊あるいは破壊されたと推定している」とも述べた。

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