英国で40度超す猛暑、観測史上初

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噴水の前で水分を摂取する女性=19日、英ロンドンのトラファルガー広場/Dominic Lipinski/AP

噴水の前で水分を摂取する女性=19日、英ロンドンのトラファルガー広場/Dominic Lipinski/AP

(CNN) 英国で19日、初めて40度を超す気温が観測され、同国史上最も暑い1日となった。

一方、米国では19~20日にかけ、人口の3分の1を対象とする猛暑関連の警報が出された。中西部のテキサス、オクラホマ、アーカンソーの各州では所によって43度に達すると予想されている。

英気象庁の専門家、スティーブン・ベルチャー氏は信じられない様子で、同国で19日に観測されたショッキングな気温について説明。気候変動がなければこれほどの暑さは「事実上不可能」だったと指摘した。

「しかし温室効果ガスによる気候変動が、こうした気温を可能にした。私たちは今、その可能性を目の当たりにしている」とベルチャー氏は述べ、もしも世界で現在の水準のまま温室効果ガス排出が続いた場合、3年ごとに今回のような熱波に見舞われるだろうと予測した。

英国では気温が40度に達したことを受け、人々が在宅勤務やオンライン授業を強いられた。当局は、線路が熱でゆがむ危険があるとして、列車を利用しないよう呼びかけている。

ただ、英国では暑さよりも寒さに悩まされることの方が多かったため、住宅は熱がこもる設計になっている。卓上扇風機は軒並み売り切れになった。

首都ロンドンでは19日、火災が多発して消防局が「重大事態」を宣言。火災の件数は消防が対応できる限界を越えた。涼しさを求めてビーチや河川には人が詰めかけ、4人がおぼれて死亡した。ロンドン郊外の空港の滑走路は熱で溶けて閉鎖された。

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