今年の穀物の収穫量、5000万トンの見通し ウクライナ当局者

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穀物を収穫する農業者=4日、ウクライナ・オデーサ(オデッサ)
/Metin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images

穀物を収穫する農業者=4日、ウクライナ・オデーサ(オデッサ) /Metin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ウクライナ農業政策・食料省のタラス・ビソツキー副大臣は7日までに、今年の穀物の収穫量が少なくとも5000万トンにのぼるとみていると明らかにした。前年の生産量の8500万トンからは落ち込むものの、これまでの予測よりは多いとしている。

ビソツキー氏は、戦時中の種まきや物流の難しさ、あらゆる状況を考慮すると、収穫量はそれほど悪いものではないと指摘。過去5年の平均を上回る数字だという。トウモロコシの収穫にもよるとして、10月の結果を待ちたいとした。

ビソツキー氏は、これらの穀物の少なくとも一部を輸出しなければならないと述べた。

ビソツキー氏は「国内の消費は2000万トンに満たず、つまり少なくとも3000万トンの収穫を輸出する必要がある」と述べた。

ビソツキー氏によれば、3月に輸出した農産物は35万トンで、4月は100万トンだった。6月には210万トンとなっており、黒海の港湾を除いた代替ルートによる輸出が増加していることを意味しているとの見方を示した。

小麦の収穫については、家畜の飼料としてではなく、パンなどの生産に使える品質になる見通しだという。

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