ロシアとウクライナの交渉、「新たな土台あり得る」 トルコ外相

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黒海のルーマニア沖を航行する貨物船/Andrei Pungovschi/Bloomberg/Getty Images

黒海のルーマニア沖を航行する貨物船/Andrei Pungovschi/Bloomberg/Getty Images

(CNN) トルコのチャブシュオール外相は、ウクライナとロシアとの間での停戦交渉や穀物の安全な輸出について交渉を行うための新たな土台があり得ると述べた。

チャブシュオール氏は8日、トルコの首都アンカラで、ロシアのラブロフ外相と会談を行った。チャブシュオール氏はラブロフ氏との共同記者会見で、トルコは、ロシアとウクライナとの間で起きている戦争について、可能な限り早期に外交プロセスを通じて終結させる必要があると考えていると述べた。

チャブシュオール氏は、トルコは仲介役を務めることに前向きだと述べた。

ロシアのウクライナ侵攻による否定的な結果のひとつは穀物輸出の停滞であり、輸出再開に向けた計画を策定すべきだとした。

チャブシュオール氏は、ウクライナからの穀物輸出のための開かれたルートの構築に関しては、「複数のアイデア」があると述べた。チャブシュオール氏は、国連の計画について、「合理的で実行可能」だとしたが、さらなる協議が必要だとした。

ラブロフ氏は共同記者会見で、ウクライナからの穀物輸出の問題については解決が可能だとしたが、船の安全な通過を保証するために、ウクライナは機雷の除去を行う必要があるとも述べた。

ラブロフ氏は、ウクライナが機雷の除去の準備を始めれば、ロシアも穀物輸出に関する問題の準備を始めると述べた。

ラブロフ氏は、ロシアが悪意を持ってみられているとし、海路を利用したいすべての船舶は自由に航行できると述べた。

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