小麦の輸出大国ウクライナ、侵攻で今年の収穫や種まき不可能か

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ウクライナ西部、フメリニツキー州での小麦の収穫=2013年/Inna Sokolovskaya/AFP via Getty Images

ウクライナ西部、フメリニツキー州での小麦の収穫=2013年/Inna Sokolovskaya/AFP via Getty Images

(CNN) 世界で最大級の小麦輸出国であるウクライナがロシア軍の侵攻を受け、小麦の収穫や備蓄していた分の輸出が今年、不可能となる可能性が非常に高いことが2日までにわかった。

フランス大統領府筋が明らかにした。国内での戦闘続行や農業従事者の手当てが出来ず、収穫や来年の作物につながる種まきの開始が非常に困難な状況になっているとした。「ウクライナ1国が世界の食糧市場のバランスを取る上での要になっている状況」とも述べた。

ウクライナ政府は3月初め、小麦、トウモロコシ、穀物、塩や肉を含む主要な農産物の輸出禁止を閣議決定した。

国連食糧農業機関(FAO)は先月11日、軍事侵攻によりウクライナ内の穀物の取り入れや輸出に支障が出る可能性を警告。同時に、戦闘やロシア産品に対する西側諸国の経済制裁の影響で価格上昇が起きるとも警戒していた。

米農務省によると、侵攻が起きる前のウクライナの年間の小麦輸出量は新記録に達する基調にあった。半面、ロシアの小麦輸出は減速していた。

仏大統領府筋は特に、ウクライナから中東諸国への穀物輸出が停滞していることの悪影響に懸念を示した。

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