乳児と親も離ればなれ、全住民に検査義務付け ゼロコロナ徹底の香港

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一時収容施設で治療が受けられるのを待つ新型コロナの患者ら=16日、香港/Leung Man Hei/NurPhoto/Getty Images

一時収容施設で治療が受けられるのを待つ新型コロナの患者ら=16日、香港/Leung Man Hei/NurPhoto/Getty Images

公立学校やインターナショナルスクール(既にオンライン授業に切り替えている)は夏休みを早め、校舎を一時的な隔離・検査・ワクチン接種会場として使用する。午後6時以降の外食禁止、ジムや娯楽施設の閉鎖、9カ国からのフライト禁止といった現行の措置は、少なくとも4月20日まで延長する。

香港に厳格なゼロコロナ戦略を徹底させる目的で、中国政府は先週、保健専門家や医療物資を香港に送って新しい隔離施設の建設を支援すると発表した。

林長官は22日、「中央政府の支援と香港住民の団結で、我々は必ずこのパンデミックに打ち勝つ。嵐が過ぎれば再び虹が見えるだろう」と力説した。

しかし中国政府の支援だけでは不十分かもしれない。

香港大学の予想によると、香港の症例数は3月上旬から中旬にかけてピークに達し、1日あたり約18万3000例に上る見通しだ。

香港の保健当局者は、集団検査によって大量の症例が確認され、市が対応を迫られると予想。医療機関は非常に短期間で何千、何万もの症例に対応しなければならなくなるとの見通しを示した。

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