ガザで65人、イスラエルで7人死亡 国連が「全面戦争」に警鐘

イスラエル軍空爆で13階建てのビルが倒壊

(CNN) 近年最悪規模となったイスラエルとパレスチナの衝突は12日も収まる兆しがなく、パレスチナ自治区ガザ地区の保健当局によると、これまでに子ども16人を含む少なくとも65人が死亡、365人以上が負傷した。一方のイスラエルは、死者のうち少なくとも15人はガザ地区を実効支配するハマスの戦闘員だとしている。

国連のトール・ベネスランド中東和平特別調整官はツイッターで「直ちに攻撃をやめよ。事態は全面戦争に激化しつつある」と言及。「ガザでの戦争の代償は壊滅的なもので、一般の人々が代償を払っている。国連は平穏を取り戻すために全関係者と協力している」と述べ、暴力の即時停止を呼び掛けた。

イスラエル軍の12日の発表によると、ガザ地区の戦闘員は10日午後の衝突発生以来、イスラエルに向けロケット弾1000発以上を発射し、イスラエルの民間人200人以上が負傷した。緊急対応要員によると、ロケットが住宅に着弾して6歳の男児が死亡し、イスラエルで7人目の死者となったという。11日夜にはテルアビブに約130発のロケット弾が着弾し、イスラエルの主要国際空港であるベングリオン空港が閉鎖を余儀なくされた。

ガザのハナディ地区。イスラエル軍の空爆で黒煙が上がる=11日/MAHMUD HAMS/AFP/GETTY IMAGES
ガザのハナディ地区。イスラエル軍の空爆で黒煙が上がる=11日/MAHMUD HAMS/AFP/GETTY IMAGES

ロケット弾の多くはイスラエルの防空システム「アイアンドーム」によって迎撃されたものの、一部がテルアビブに着弾してバス1台が炎上、イスラエル人女性1人が死亡する事態となった。数千人が防空壕(ごう)で夜を過ごした。

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