米司法副長官、エプスタイン元被告の協力者から聴取 連邦刑務所で服役中
(CNN) ブランチ米司法副長官は24日、性犯罪で起訴され勾留中に死亡した富豪、ジェフリー・エプスタイン元被告の協力者だったギレーヌ・マクスウェル受刑者から聴取を行った。25日も再び聴取する方針。
ブランチ氏はX(旧ツイッター)に「本日、ギレーヌ・マクスウェル氏と面会した。明日も聴取を続ける予定だ」と投稿。「司法省は得られた情報を適切な時期に公表する」と表明した。
ブランチ氏がマクスウェル受刑者と面会した場所は、フロリダ州タラハシーの連邦検察事務所だった。
マクスウェル受刑者は英国の社交界に出入りしていた人物で、ジェフリー・エプスタイン元被告の元交際相手。元被告と共謀の上、未成年の少女を性的に搾取する計画を長年にわたり実行したとして、2022年に連邦刑務所での禁錮20年を言い渡された。マクスウェル受刑者は上訴を試みている。
ブランチ氏とマクスウェル受刑者の面会は、エプスタイン事件の関連文書をめぐる政権の透明性の欠如が指摘され、トランプ大統領の支持基盤を含め国民から激しい反発が巻き起こる中で行われた。