ケニアに巨大な地割れ、アフリカ大陸「分裂」の証拠か 

2018.04.06 Fri posted at 14:44 JST

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(CNN) アフリカ東部ケニアにこのほど現れた数キロにわたる地割れについて、専門家は大陸を南北に走る巨大な地溝帯(断層の活動により形成される谷状の地形)と関連があるとの見解を示している。これは地球の表面を覆う岩盤(プレート)に新たな境界をもたらすもので、地殻変動によりアフリカ大陸が2つに分裂しつつあるという既存の学説を改めて裏付ける可能性がある。

ケニア南西部での地震に伴って生じたこの地割れにより、現地では高速道路の一部が損壊する被害が出た。地割れの突然の出現は、エチオピア、ケニア、タンザニアにまたがって走る地溝帯でアフリカ大陸東部を分断する地質学上の活動が起きていることを意味する。

この地溝帯は、北はアデン湾から南はジンバブエへと続く長さ3000キロ超の「イースト・アフリカン・リフト・バレー」と呼ばれる地溝帯の一部。こうした地溝帯は、地球の地殻とマントル最上部の固い岩盤からなるリソスフェアと呼ばれる部分に水平方向の圧力がかかり、引き延ばされて裂け目ができることで生じる。

アフリカ大陸とその周辺海域をカバーする「アフリカプレート」について、研究者らは向こう5000万年の間にイースト・アフリカン・リフト・バレーに沿って「ヌビアプレート」と「ソマリアプレート」の2つに分裂すると予測している。

プレートの分裂はエチオピア北部でおよそ3000万年前に始まり、その後、南方向へ年2.5~5センチのペースで伸びていったとされる。分裂の動きが人間によって知覚されることはほとんどないが、新たな断層が形成される際などに地震や地割れが起こるケースもある。

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