フランス、9月にパレスチナ国家承認へ イスラエルは反発

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フランスのマクロン大統領/Abdul Saboor/Reuters

フランスのマクロン大統領/Abdul Saboor/Reuters

(CNN) フランスのマクロン大統領は24日、9月に開かれる国連総会でパレスチナ国家を承認すると発表した。

マクロン氏は「中東における公正で永続的な平和に向けたこれまでの取り組みにのっとり、パレスチナ国家を承認することを決定した」とX(旧ツイッター)に投稿した。

マクロン氏はまた、「パレスチナ自治区ガザでの戦争を終わらせ、ガザの人々を救うことが急務」とし、即時停戦や人道支援物資へのアクセス、人質の解放、イスラム組織ハマスの非武装化を改めて求めた。

フランスの意向はすでにパレスチナ自治政府のアッバス議長に伝えられ、同政府のシェイフ副議長はXでマクロン氏に謝意を示した。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は「パレスチナ国家の承認はテロに報いるもの」などとする声明を出し、フランスの決定を非難した。イスラエルの閣僚らも一斉に反発した。

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