アジア系に対するヘイトクライム、世界中に存在 新型コロナで一層悪化

タンさん自身は昨年2月、地下鉄で座席に座ると隣にいた男性が別の席に移る出来事を経験した。

ドイツ・ベルリンを拠点に活躍する中国生まれの映画製作者ポポ・ファンさんは、パンデミックが始まって以降、事態が悪化し、外出したり公共交通機関を使ったりすることに強い不安を感じるようになったと話す。

「パンデミックが始まったころ、私は唾(つば)を吐きかけられたり、ベルリン市内の地下鉄の中でののしられたりした」とファンさんは言い、相手の男も移民だったと指摘。責任は、ドイツ政府の人種問題に対する対応が不十分なことにあると訴えた。

これは欧州だけの問題ではない。オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所が3月にまとめた報告書によると、中国系オーストラリア人の3分の1以上が過去1年の間に出自を理由に違う扱いを受けたり好ましくない扱いを受けたりしたことがあると回答した。18%は中国系であることを理由に身体的暴行や脅迫を受けたと答えている。

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