西サハラ独立派、モロッコとの停戦は「終了」

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独立を目指す「ポリサリオ戦線」の指導者ブラヒム・ガリ氏=1月6日、西サハラ北東部/Stefano Montesi/Corbis/Getty Images

独立を目指す「ポリサリオ戦線」の指導者ブラヒム・ガリ氏=1月6日、西サハラ北東部/Stefano Montesi/Corbis/Getty Images

(CNN) 西サハラ地域の独立を目指す武装組織「ポリサリオ戦線」の指導者ブラヒム・ガリ氏は16日までに、モロッコとの間で29年間にわたって続いていた停戦について、これ以上順守することはないと明らかにした。同組織のニュース部門が伝えた。モロッコが最近行った軍事作戦を挑発行為だとしている。

モロッコは引き続き停戦を支持する考えを明らかにしている。モロッコは先ごろ、モロッコが主権を主張している地域と、自主的に独立を宣言している「サハラ・アラブ民主共和国」との間にある緩衝地帯で軍事作戦を再開すると明らかにしていた。

ガリ氏は国際連合への書簡で、モロッコによる軍事作戦によって、停戦や関連する軍事的な合意だけでなく、西サハラの非植民地化の案件に関して平和的で長期的な解決を達成するための機会も深刻な打撃を受けたと述べた。

西サハラはモロッコの南西に位置しており、長い間紛争が続いている。米中央情報局(CIA)の年次刊行物「CIAワールドファクトブック」によれば、同地域はモロッコ政府が約75%を実効支配している。スペインが1976年に統治を放棄し、モーリタニアが1979年に領有権の主張を取りやめると、モロッコとポリサリオ戦線が同地域をめぐって対立した。

停戦をめぐる交渉が1991年にまとまり、国連は同地域について「非自治地域」としている。

モロッコの外務省は今回の軍事作戦について停戦の強化を意図しており、ポリサリオ戦線が人や物資の移動を妨害したり、国連軍に嫌がらせをしたりしているとの申し立てに対応したものだとしている。

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