フィリピンでM6超の地震相次ぐ、14人死亡

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M6.5の地震で激しく損壊したキダパワン市のホテル/FERDINANDH CABRERA/AFP/AFP via Getty Images

M6.5の地震で激しく損壊したキダパワン市のホテル/FERDINANDH CABRERA/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) フィリピン南部ミンダナオ島で31日朝、マグニチュード(M)6.5の地震が発生した。現地では2日前にもM6.6の地震が起きており、これらの地震で少なくとも14人が死亡した。

地震はコタバト州トゥルナン市の位置する地域で発生。フィリピンの災害当局によれば2つの地震で14人が死亡、403人が負傷した。2人の行方不明者も出ているという。

現在は19カ所の避難所に1万2000人以上が避難している。全壊もしくは一部損壊した建物の数は2000棟を超える。

近くのキダパワン市にあるホテルは、31日の地震で激しく損壊。地震の強さを裏付けるその画像がソーシャルメディアに投稿されている。

ダバオ市でも、4階建てのコンドミニアムの下2階部分が崩落するなどの被害が出た。CNNフィリピンが報じた。

フィリピン火山・地震学研究所の専門家は、この地域に存在する5つの活断層が今回の地震を引き起こしたと指摘する。現在も当局による被害状況の検証が続いている。

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