モンスーンで「前例のない」豪雨、14人死亡 インド西部

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大雨ですねまでつかるほど冠水した道路を歩いて通学するプネーの児童/DIBYANGSHU SARKAR/AFP/AFP/Getty Images

大雨ですねまでつかるほど冠水した道路を歩いて通学するプネーの児童/DIBYANGSHU SARKAR/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) インド西部を襲ったモンスーンによる豪雨の影響で、少なくとも14人が死亡したことが27日までに分かった。地元の州首相は風雨の強さについて「前例のない」水準だとしている。

インド西部の都市プネーでは今週、48時間で144ミリの雨が降った。そのほとんどは25日から26日早朝に集中していた。当局者によると最も被害が大きい地域の1つであるバラマティからは1万5000人が避難した。緊急の避難所は38カ所設置されているという。

当局が発表した今回の豪雨の死者は、9歳の子どもを含む少なくとも14人。このほか9人が行方不明となっている。消防署の幹部は、洪水で建物や壁が倒壊したことにより多くの人が死亡したと説明した。

雨は26日遅くに弱まったが、その時間のプネーの街の画像には、ひっくり返った車両や溺れた家畜の死体が路上に散乱する様子がとらえられている。

事態を受け、インド政府は国家災害対策部隊を派遣。現在275人の要員が被災地での救出・救援作業にあたっている。被害の全容が明らかになるにつれ、死者数はさらに増える恐れもある。

インドでは今週、西ベンガル州のコルカタをはじめとする他の都市でも、モンスーンに伴う豪雨や洪水が発生していた。

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