米国務長官がアフガン電撃訪問、翌日に駐留米兵2人死亡

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
アフガニスタンで26日、駐留米軍の要員2人が死亡した/THOMAS WATKINS/AFP/Getty Images

アフガニスタンで26日、駐留米軍の要員2人が死亡した/THOMAS WATKINS/AFP/Getty Images

(CNN) ポンペオ米国務長官は25日、アフガニスタンを予告なしに訪問し、反政府勢力タリバーンとの和平協議が実質的に進展しているとの見方を示した。米軍の発表によると、アフガンでは26日、米軍要員2人が死亡した。

ポンペオ氏は記者団に、アフガン駐留米軍を撤退させる用意があると語った。タリバーンにも撤退の方針を明言したが、具体的な日程についてはまだ合意に達していないと述べた。

CNNが当局者らから得た情報によると、トランプ政権はすでに米軍に対し、アフガン駐留米軍の大幅縮小に向けた計画の作成を指示している。

米軍が2001年10月にアフガンへの派兵を開始してから、これまでに兵士2000人以上が死亡した。今年に入ってからの死者は、26日の2人を含めて9人。2人の名前や死亡した状況は公表されていない。

現在は同国に約1万4000人の米兵が駐留し、主としてタリバーンと戦うアフガン軍への助言に当たっている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「人道危機」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]