タンクローリー爆発で55人死亡、流出ガソリンに集まった住民ら犠牲に ニジェール

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焼け焦げたタンクローリーを見に集まった住民/BOUREIMA HAMA/AFP/AFP/Getty Images

焼け焦げたタンクローリーを見に集まった住民/BOUREIMA HAMA/AFP/AFP/Getty Images

ナイジェリア・ラゴス(CNN) 西アフリカのニジェールでタンクローリーの爆発があり、少なくとも55人が死亡、37人が負傷した。当局によると、横転したトラックから流出したガソリンを回収しようと集まって来て、爆発に巻き込まれた住民もいた。

爆発は5日深夜、首都ニアメの空港へ通じる道路上で起きた。目撃者の大学生はAFP通信に対し、「外へ出てみるとトラックが横転していた。ガソリンを取ろうとあちこちから人が集まっていたところへ火の手が上がり、爆発が起きた」と話している。

イスフ・マハマドゥ大統領は内相とともに現場を視察し、病院で負傷者を見舞った。今回の事故について「国家の悲劇」と形容している。

負傷者の多くは重いやけどを負っており、死者の数がさらに増える恐れもある。

タンクローリーの爆発は、産油国の隣国ナイジェリアでも頻発している。昨年10月には、交通量の多い道路でタンクローリーからガソリンが流出し、車20台とバイク4台が炎上する事故があった。

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