ロシアの新型潜水艦は「脅威」、米軍司令官が警告

フォゴ司令官は新型潜水艦や巡航ミサイルについて脅威になるとの見方を示した/ALEXANDER NEMENOV/AFP/Getty Images

フォゴ司令官は新型潜水艦や巡航ミサイルについて脅威になるとの見方を示した/ALEXANDER NEMENOV/AFP/Getty Images

(CNN) 米軍のジェームス・フォゴ欧州軍海軍司令官(海軍大将)は7日までに、ロシアの海軍戦力に触れ、一部の最新型潜水艦や巡航ミサイルの脅威への懸念を表明した。

米国防総省で記者団に述べた。司令官は老朽化した空母を含むロシア海軍の海上戦力については脅威はほとんどないとし、主力艦の性能についても強固なものはないとも明言した。

フォゴ司令官はその上で、ロシアは新型のドルゴルーキイ級やセベロドビンスク級の潜水艦の他、キロ級の新たなハイブリッド型潜水艦も建造したと指摘。キロ級の潜水艦6隻は既に「黒海や地中海東部」に出動しているとし、非常に高性能とする独自開発の巡航ミサイル「カリブル」を発射していると説明した。このミサイルは欧州諸国の全ての首都を射程内に収めているとの警戒感も示した。

ロシア潜水艦のこれら戦力は北大西洋条約機構(NATO)加盟国にとって懸念材料となっているとし、潜水艦の展開場所を常に把握する必要性に言及。そのためには対潜戦闘能力を高めるため米国と同盟国の投資拡大が必要と提唱した。

フォゴ司令官は、イタリア・ナポリのNATO統合軍司令部の司令官も兼任する。

同大将はまた、今月25日から開始予定のNATO合同演習「トライデント・ジャンクチャー」にも言及。加盟国に加え、非加盟のスウェーデンやフィンランドからの兵士を含め約4万5000人が参加するとした。

ノルウェーや大西洋北部、バルト海で実施される同演習は2002年以降ではNATOで最大規模になるとし、航空機150機、艦船は60隻、車両は最多で1万両動員されると述べた。

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