暴動で死者10人、社会保障制度改革に抗議 中米ニカラグア

燃え盛るバリケードの間を歩くデモ参加者=20日、ニカラグア・マナグア

燃え盛るバリケードの間を歩くデモ参加者=20日、ニカラグア・マナグア

(CNN) 中米ニカラグアで18日以降、社会保障制度改革に抗議するデモ隊が暴徒化し、警官1人を含む少なくとも10人が死亡した。ムリージョ副大統領が国営メディアに語った。

首都マナグアではデモ隊の投石や放火に対し、警官隊が催涙ガスやゴム弾を使用した。

政府は18日、社会保障制度の赤字拡大を食い止めるための改革を承認。労働者や雇用主の負担を増やす一方で退職者が受け取る年金を減らす内容に、激しい抗議の声が上がった。

国営メディアによると、政府側は20日、デモ隊との交渉を始めると表明した。オルテガ大統領は21日午後に演説する意向を示した。

20日深夜には政府機関のビルを防御するため、軍が出動したという。

年金生活者や学生らによるデモはマナグア市内だけでなく、国内各地で報告されている。政府が鎮圧を図るなか、複数のテレビ局が放送停止となった。

ムリージョ氏はデモ隊を「吸血鬼」に例えて非難した。

これに対して国連人権高等弁務官事務所の報道官は、デモ参加者らに対する暴力を非難し、表現と集会の自由を強調した。

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