米朝、水面下で直接対話 首脳会談に向けて開催地など検討

2018.04.08 Sun posted at 11:15 JST

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ワシントン(CNN) 米国と北朝鮮が首脳会談の実現に向け、水面下で直接対話を進めていることが8日までに分かった。事情に詳しい複数の米政権当局者がCNNに語った。

当局者らによると、米中央情報局(CIA)と北朝鮮側の情報機関「偵察総局(RGB)」のチームが裏ルートを通して協力し、準備を進めている。すでに何回か話し合いを持ち、第三国で対面して首脳会談の開催地を検討したという。

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は先月、韓国の特使を通してトランプ米大統領と会談する意向を伝え、トランプ氏がこれを承諾した。

情報筋によると、北朝鮮は平壌市内での首脳会談を主張しているが、米ホワイトハウスがこれに応じるかどうかは明らかでない。開催地の候補としてはモンゴルの首都ウランバートルも浮上しているという。開催時期は5月末から6月が目標とされる。

首脳会談の準備でCIAが主導権を握っていることは、米紙ニューヨーク・タイムズが先月報じていた。CIAとRGBのチームは首脳会談に先立ち、CIAのポンペオ長官とRGBトップによる会談を計画している。

当局者らは直接対話にこのルートが使われている背景として、ポンペオ長官が次期国務長官に指名されていることを挙げた。

ポンペオ氏はこれまでもトランプ氏の信頼が厚い安全保障分野の側近として首脳会談への準備を主導してきたが、国務長官就任後は外交面の準備を統括することになる。

ホワイトハウスで9日に国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任するジョン・ボルトン氏もポンペオ氏と並び、首脳会談への準備に大きな役割を果たす見通しだ。

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