ベネズエラ制憲議会選挙、デモ隊と警官隊の衝突で7人死亡

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衝突が日常、混沌のベネズエラ

ベネズエラ・カラカス(CNN) 南米ベネズエラで30日、憲法改正のための制憲議会選挙が行われ、選挙に反対するデモ隊と警官隊が衝突して、少なくとも7人が死亡した。

マドゥロ大統領は、現在の立法機関である国民議会を新しい制憲議会に入れ替えて、憲法改正の権限を持たせたい考え。

これに対する抗議デモも各地で行われ、30日にはデモに参加していた10代の2人を含む少なくとも6人と、国家警備隊の隊員1人が死亡した。

同国でデモが激化した4月上旬以来の死者は、120人を超えている。

投票は当初の予定を1時間延長して現地時間の午後7時に締め切られた。マドゥロ大統領はツイッターに掲載した声明で「多大な参加をもって成功を収めた」と述べ、「今日は勝利の日だ」と宣言した。

首都カラカスでは国家警備隊がデモ隊と衝突し、警察は催涙弾を使用した。警官が乗ったバイク数十台の車列では大きな爆発が発生。AFP通信の映像には、脚に火が燃え移った警官2人に同僚警官が駆け寄って火を消し止める様子が映っている。

デモ隊はカラカス市内の幹線道路の1カ所にバリケードを築いた。

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