米、北朝鮮問題で中国を非難 トランプ氏「非常に失望」

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トランプ米大統領がサイバー軍の統合軍への昇格を発表

トランプ米大統領がサイバー軍の統合軍への昇格を発表

(CNN) 北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を受け、米国のヘイリー国連大使は30日、北朝鮮とつながりの深い中国に対し圧力が十分でないと非難する声明を発表した。これに先立ちトランプ米大統領も、北朝鮮への具体的な行動に踏み切らない中国に対する不満をツイッター上でつづっている。

米政府はこれまで、北朝鮮に対する軍事的圧力を高める一方、中国に向けて経済面での圧力をかけるよう求めてきた。

しかし北朝鮮は28日、今月2度目となるICBM発射実験を実施するなど国際社会への挑戦的な姿勢を崩していない。

トランプ大統領は29日夜、ツイッターに「中国には非常に失望している。我が国の過去の愚かな指導者たちは、貿易で彼らに年間何千億ドルも儲けさせたのに」と投稿。「彼らはただ対話するだけで、北朝鮮に関して我々のために何一つやっていない。この状況が続くことはもはや容認できない。中国はこの問題を簡単に解決できたはずだ」と苛立ちをあらわにした。

30日にはヘイリー国連大使が声明で、北朝鮮問題の従来の解決策について、国際的圧力の「有意義な増大」につながっていないとの認識を示唆。「対話の時は終わった。北朝鮮政権が国際社会の平和に対して投げかける危険は、今や誰の目にも明らかだ」と述べた。

その上で「中国はこの重大な1歩を踏み出す最終的な意思があるのかどうかを決断しなければならない」と、中国による対応が不十分だとの見解を強調した。

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