英テロ、襲撃者の阻止に発砲50発 12人を拘束

2017.06.05 Mon posted at 10:33 JST

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ロンドン(CNN) 英ロンドン中心部のロンドン橋で3日に発生したテロの現場に出動した警官らは、実行犯3人に対して計50発の銃弾を撃ったことが分かった。警察は4日の家宅捜索で容疑者12人を拘束している。

英国の対テロ当局を統括するロンドン警視庁のマーク・ロウリー警視監は、出動した警官8人が50発と「過去に例がない」ほどの銃弾を発射したと言明。実行犯らが自爆ベルトのようなものを着用していたため、「ただちに阻止する必要があった」と説明した。

爆弾ベルトはその後、偽物と判明した。実行犯らは自分たちが確実に射殺されるよう、わざとベルトを着用していた可能性がある。

この時の銃撃で市民1人が負傷したが、命に別条はないという。

ロウリー氏によると、警察は4日午前、ロンドン東部バーキングで複数の場所を家宅捜索し、対テロ法に基づいて19~60歳の男5人、女7人を拘束した。女1人を除く11人は同じ場所で拘束されたが、このうち55歳の男性はすでに釈放された。

バーキングのある住民は英テレビ局とのインタビューで、容疑者の1人は近隣住民をバーベキューに招いたり一緒にスポーツをするなど、人当たりの良い人物だったと話した。この住民が前日に引っ越しのためバンを借りたところ、「私も近々引っ越す予定だが、そういう車はどこで借りられるのか」「料金はいくらだったか」など、詳しく聞かれたという。

事件では実行犯がレンタカーのバンを運転して歩行者に突っ込んだ後、バンを乗り捨てて近くの市場を襲った。

過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」がメディア部門のアマク通信を通し、「ISIS戦闘員の部隊」が攻撃を実行したと発表したが、裏付けとなる証拠は示していない。

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