仏難民キャンプ全焼、900人が行き場失う 過密状態で対立

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仏北部の難民キャンプで大規模火災が発生。焼け出された人たちが行き場を失っている

仏北部の難民キャンプで大規模火災が発生。焼け出された人たちが行き場を失っている

(CNN) フランス北部ノール県にある難民キャンプが火災でほぼ全焼したことを受け、滞在していた難民や移民のうち900人あまりが11日の時点で行き場のない状態にあることが分かった。当局者が明らかにした。それ以外の約500人は同日までに別の場所に避難した。

火災はノール県ダンケルク郊外のグランドサンスにある難民キャンプで10日夜に発生した。ノール県の広報によると、アフガニスタン人とクルド人の場所取りを巡る争いが発端となって大規模な火災が起き、木造の建物が焼け落ちてキャンプがほぼ全焼した。

同キャンプは定員約800人のところに1500人あまりが滞在する過密状態の中、滞在者同士の対立が深まっていたという。

同キャンプは2016年、ダンケルク市と医療支援団体の国境なき医師団が、英国を目指す難民や移民のために開設。同年10月に閉鎖されたカレーのキャンプの難民や移民を受け入れたため、滞在者数が膨れ上がっていた。ノール県の広報は、「カレーのキャンプから来たアフガニスタン人に対し、一部の難民が不満を持った」と話している。

火災現場には機動隊や消防隊が駆けつけて対応に当たり、当局は出火原因について捜査を進めている。焼け出された難民や移民の一部は近くの体育館に避難した。

ロイター通信によると、火災で5人が負傷したほか、発端となったけんかでは刃物が使われるなどして5人が負傷した。1人はキャンプ前の道路で車にひかれて重体となっている。

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