イタリア中部で連続地震、最大M5.7 首都でも避難騒ぎ

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昨年の地震で大きな被害を受けたアマトリーチェは震源から7キロの距離

昨年の地震で大きな被害を受けたアマトリーチェは震源から7キロの距離

当局は市内の建物のひび割れなどの被害の調査を開始した。ローマには古代の建築物も多く、地震の影響を受けやすい。

ベルリンを訪問中のイタリアのジェンティローニ首相は「わが国にとって困難な日」になったと述べる一方、被害者の報告はないとした。

イタリアの消防庁はツイッターで、約850人の消防士が対応に当たっているが、救助要請は1件も出ていないと述べた。

国立地球物理学・火山学研究所の地震学者であるコンチェッタ・ノストロ氏は「(地震に)関連するすべての地方は大雪に見舞われており、いつ止むかもわからない。調査チームがこうした地域に向かおうにも現時点では雪に阻まれている」と語った。

イタリアは地下でアフリカプレートとユーラシアプレートがぶつかり合っており、地中海沿岸で最も地震が起きやすい国だ。

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