核搭載可能な中国爆撃機、南シナ海飛行 トランプ氏けん制か

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米国のドナルド・トランプ次期大統領

米国のドナルド・トランプ次期大統領

(CNN) 米政府当局者は15日までに、核兵器が搭載可能な中国軍の長距離爆撃機が南シナ海上空を飛行したことを明らかにした。

飛行は、米国のドナルド・トランプ次期大統領が台湾の蔡英文(ツァイインウェン)総統と異例の電話会談を行った数日後に実施されたとしている。同電話会談は今月2日に持たれていた。

また、トランプ氏はその後、米FOXテレビとの会談で、「一つの中国」政策の前提に疑義を示し、その順守は中国との今後の政経両面での成果次第との意図もにじませていた。

米政府当局者は、中国軍爆撃機の今回の南シナ海の飛行はトランプ氏をけん制する狙いがあると見ている。飛行は台湾近くを通り、南シナ海を南西へ向かう進路で行われたとみられる。

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