故金正日氏の肉声、記録映画に登場 自国映画界を痛烈批判

金総書記、北朝鮮の映画は「保育園児」

(CNN) 1970年代に北朝鮮に拉致され、当時の最高指導者、金正日(キムジョンイル)総書記のために映画を撮り続けた韓国人監督と女優の実話がドキュメンタリー映画として公開され、大きな反響を呼んでいる。

この映画は「The Lovers and Despot(邦題:将軍様、あなたのために映画を撮ります)」。金総書記が北朝鮮映画界への不満を率直に語った、実際の音声テープが使われている。

映画監督のシン・サンオクさんと女優のチェ・ウニさんは78年、北朝鮮の工作員に拉致された。その後8年間に及んだ拘束期間中、メロドラマからスリラーまで17本の映画を製作した。当時、映画ファンとして知られた金総書記との会合を隠しマイクで録音したのが、このテープだ。

金総書記はテープの中で、拉致という手段を使ったことを2人に謝罪し、映画に十分な予算を投入すると約束している。北朝鮮の映画は質が低いと嘆き、「我が国の映画はなぜどれも同じイデオロギー的ストーリーなのだ。新鮮味が全くない」「北朝鮮の映画が映画祭で入賞したことはない。韓国にはもっと良い技術がある。あちらは大学生で我々は保育園児だ」などと力説する声も入っている。

チェさんと初めて会った時には、小柄な自分を卑下するように「ほら、こんなに小さい」と話していた。

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