行方不明の米男性、北朝鮮が拉致か 米国務省は「証拠ない」

2016.09.05 Mon posted at 12:23 JST

[PR]

(CNN) 2004年に中国で行方不明になった米国人男性が、北朝鮮で英語教師として働かせるために拉致されていたと一部メディアが報じたことについて、米国務省はこのほど、男性が拉致されたことを裏付ける証拠はないとの見方を示した。

英紙の2日の報道によると、米国人宣教師のデービッド・スネドンさん(当時24)は中国の雲南省でハイキング中に拉致されたとされる。国務省のカービー報道官は「スネドンさんが行方不明になって以来、在北京大使館は定期的に地元当局と接触している。今後もこの問題について注視を続け、中国当局とも引き続き連絡を取る」と説明した。

スネドンさんは2004年に雲南省の虎跳峡付近で行方不明になり、捜索活動でも足取りはつかめなかった。中国当局は、がけから転落死した可能性があるとの見方を示している。

両親は10年以上にわたって息子を探し続け、中国を訪問したり米議会に嘆願を行ったりしてきた。8月25日のブログには、「米政府は息子が拉致された可能性について調べ、無事米国へ帰国させるためにあらゆる手を尽くしてほしい」と書き込んでいる。

スネドンさんは韓国・ソウルの教会で宣教師をしていたことがあり、韓国語が堪能で中国語も少しできるという。

両親は2012年5月のブログで「デービッドは北朝鮮に拉致されたのか。あなたが判断を」と訴えていた。

メールマガジン

[PR]