「欧州に来てはいけない」、EU大統領が経済移民に呼びかけ

2016.03.04 Fri posted at 11:52 JST

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パリ(CNN) 中東やアフリカから難民や移民が欧州に押し寄せている問題で、欧州連合(EU)のドナルド・トゥスク大統領は3日、生活の向上を求めて欧州を目指す「経済移民」に対し、欧州に来てはいけないと呼びかけた。

難民や移民の中には、中東の内戦などで難民となることを余儀なくされた人だけでなく、生活の質の向上を求めて欧州を目指す人もいる。トゥスク大統領はギリシャのアテネで記者団を前に、「不法経済移民になる可能性のある人すべてに呼びかけたい。欧州に来てはいけない。密航業者を信じてはいけない」と訴えた。

さらに「生命と財産を危険にさらしてはいけない。すべてを失うことになる」とも警告した。

トゥスク大統領は7日に開かれるEU首脳会議を前にギリシャやトルコを訪問し、難民危機に対してEUが一丸となって対応するよう促している。

ギリシャにたどり着く難民が増え続ける一方で、難民の移動ルート上にある国は受け入れの門戸を閉ざしつつある。国連難民高等弁務官事務所はこのほど、ギリシャが「差し迫った人道危機」に直面していると警告した。

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