ロシアの元情報部員毒殺、プーチン大統領が承認か 英調査委

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調査委の報告が英国とロシアの外交関係に影を落とす可能性もある=2013年

調査委の報告が英国とロシアの外交関係に影を落とす可能性もある=2013年

リトビネンコ氏は1990年代にFSBの汚職摘発部署の責任者を務めていたが、2000年に英国に移住。妻のマリナさんによれば、当時から英国の治安当局で働き始めていたという。

リトビネンコ氏はまた、1999年にロシアで起きた連続アパート爆破事件について、FSBが裏で糸を引いたと批判していた。事件は同年のロシアによるチェチェン侵攻のきっかけとなった。

死の直前、リトビネンコ氏は自分の毒殺を命じたのはプーチン大統領だとする声明を発表していた。

ロシア政府は一貫してプーチン氏の関与を否定しているほか、容疑者2人の英国への引き渡しも拒否している。

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