9歳少女が78歳男性と結婚、禁じられても残る「伝統」 ケニア

施設には数多くの子どもたちが暮らす

施設には数多くの子どもたちが暮らす

警察と連携して活動を展開するクレアさんだが、それでも危険は伴う。幼い娘を結婚させようとした親や親類は、拘束されても短期間で釈放されることもあり、クレアさんの活動に対する地域社会の反発も根強い。

少女たちは結婚前に、早ければ7歳で、首飾りと引き換えに親類の男たちと性行為を強要される。首飾りの数が多いほど高い値が付く。結婚前に妊娠すれば人工中絶を強要されることもある。親類の子どもを産んだ女性は地域社会には受け入れられない。

幼少時の結婚や性器切除が法律で禁止されても、そうした習慣は根強く残る。

12歳のアンジェラさんは、友人が性器切除を強要され、出血して悲鳴を上げる様子を見て逃げ出し、クレアさんに助けられた。「9歳の時に父が私に性器切除を受けさせようとしたので、森に逃げた」と振り返る。

サンバル族の民族衣装や歌、踊りなどの伝統は誇りに思うというクレアさん。アンジェラさんやユーニスさんのような少女もいつか地元で活躍できるようになってほしいと願う。「希望はある。もっとたくさんの子どもたちが学校に通うようになれば、地域社会も変わるはず」と期待を語った。

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