「ドアを開けろ」機長が絶叫 墜落直前の様子が明らかに

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墜落直前の様子とされるボイスレコーダーの内容が明らかになった

墜落直前の様子とされるボイスレコーダーの内容が明らかになった

(CNN) ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングス機がフランス南部の山中に墜落した件で、ドイツ大衆紙ビルトは29日、操縦室の音声を記録したボイスレコーダーに、操縦室から閉め出された機長がアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)に向かって「頼むからこのドアを開けてくれ」と叫ぶ声が収録されていたと伝えた。その13分後、同機はフランスのアルプス山中に墜落した。

捜査当局は、ルビッツ副操縦士が操縦室から機長を閉め出して機体を急降下させ、故意に同機を墜落させたとの見方を強めている。

ボイスレコーダーの録音内容は公開されていない。しかしビルド紙は1時間半分の録音内容に関する記録を入手したと伝えた。内容の信憑(しんぴょう)性についてCNNでは確認できていない。

ビルド紙の報道によれば、パトリック・ソンデンハイマー機長はルビッツ副操縦士との会話の中で、離陸前にトイレに行けなかったとこぼしていた。これに対してルビッツ副操縦士は、いつでもどうぞと応じている。

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