トランプ氏、対ロ制裁期限を12日以内に短縮 「待つ必要ない」
(CNN) トランプ米大統領は28日、ウクライナとの和平合意に同意するためロシアのプーチン大統領に対し設けていた50日間の期限を10~12日に短縮すると発表した。
トランプ氏は英スコットランド・ターンベリーにある自身のゴルフリゾートで、英国のスターマー首相と共に記者団に対し「新たな期限を今日から約10~12日後に設定する」「待つ必要はない」「寛大でありたいが、進展が見られない」と語った。
トランプ氏はまた、プーチン氏に対し二次関税による制裁を改めて警告。「ロシアにそんなことはしたくない」「常識で考えれば、合意を望むだろう」と付け加えた。
この発言に先立ち、トランプ氏はプーチン氏に与えた50日間の猶予を「もっと短くする。なぜなら、もう答えは分かっているからだ」と述べていた。
「我々は何度もこの件は解決したと思っていた。ところが、プーチン大統領は(ウクライナ首都)キーウなどの都市にロケット弾を発射し、老人ホームにいる多くの人々を殺害したりしている」(トランプ氏)