安保理、停戦合意順守求める決議を採択 東部で戦闘続く

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ウクライナ東部での停戦を巡り、国連安保理が合意順守を求める決議を採択した

ウクライナ東部での停戦を巡り、国連安保理が合意順守を求める決議を採択した

(CNN) ウクライナ東部の停戦合意を巡り、国連安全保障理事会は17日、全関係者に対して停戦の履行を求める決議を全会一致で採択した。ウクライナ国防省は同日、過去24時間でさらに政府軍の兵士5人が殺害されたと発表。15日に発効した停戦合意は早くも崩壊しつつある。

安保理の声明では同国東部の要衝デバリツェボ周辺で続く戦闘に対して「重大な懸念」を表明し、この戦闘のため市民に多数の犠牲者が出ていると指摘。また、拘束者に対する「人道的な」扱いを求めた。

ウクライナ国防報道官は16日の時点で、親ロシア派の武装勢力との戦闘で治安部隊の5人が死亡し、同日までに少なくとも129回にわたって停戦が破られたと述べていた。

デバリツェボでは17日に大規模な衝突が起き、政府軍も親ロシア派も撤退する構えは見せていない。

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