イスラム国が少数宗派女性を「戦利品」扱い、人身売買や結婚強要も

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クルド系少数宗派ヤジディ教徒(紫色)などの分布図。ヤジディ教徒の女性が結婚を強要されるなどしているという

クルド系少数宗派ヤジディ教徒(紫色)などの分布図。ヤジディ教徒の女性が結婚を強要されるなどしているという

米国際開発庁(USAID)によると、今月初め以来、約12万2600人のヤジディ教徒がシンジャル地域からクルド人自治区へ逃げ込んでいる。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も、イラク北部モスルやシンジャル山で武装集団による拉致事件が相次ぎ、一部の住民はイスラム教への改宗を強要されたり国内外へ売り飛ばされたりしていると報告。シンジャル地域では依然、数カ所の村がISなどの包囲下にあるとしている。

イラクの首都バグダッド南郊では29日、イラク軍兵士とシーア派民兵計9人が、ISとみられる集団との戦闘で死亡した。30日にはこの近くで車を使った自爆テロがあり、イラク軍兵士少なくとも3人が死亡した。

米軍は30日もモスル近郊で空爆を実施し、ISの建物や車両を破壊したと発表した。米軍がイラクで続けている空爆は、これまでに計115回に達した。

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