トルコ炭鉱事故の死者283人に、 デモ隊蹴る首相側近に非難

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労働組合は15日、全土にストライキを呼びかけ、ソーシャルメディアでもエルドアン政権に対する怒りのコメントが殺到している。

15日にはギュル大統領も現地入りし、犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。事故については調査を踏まえ、どのような規制が必要かを見極めたうえで、「必要な対策はすべて講じる」と言明した。

事故原因を巡っては、調査に当たっている電子技術者会議所の地元支部が14日、「ソマの事態は運命ではなく殺人だ」とする声明を発表した。

当局はこれまで、火災は変圧器の爆発によって発生したと説明していた。

しかし同会議所は、「調査の結果、坑内の有毒ガスや可燃性ガスを感知するシステムや、空調管理システムに不備があり、老朽化していたことが分かった」と主張。火災は地下700メートルの地点で発生し、空気ファンのせいで煙と炎が坑内に充満したと結論付けている。

通信社の報道によると、ソマの検察当局も、出火原因について独自の捜査に乗り出した。

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