反体制派が化学兵器使った「証拠」、シリアがロシアに提供

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
シリアでの化学兵器使用を巡り国連安全保障理事会の常任理事国間で見解が相違

シリアでの化学兵器使用を巡り国連安全保障理事会の常任理事国間で見解が相違

(CNN) 内戦状態にあるシリアで化学兵器が使われ多数の死者が出た問題で、ロシア国営RIAノーボスチ通信は18日、シリアがロシアの外交官幹部に対し、化学兵器の使用について反体制派が関わっているという証拠を提供したと報じた。

ロシアのリャブコフ外務次官は同日、同国のテレビ局RTに対し、国連によるシリアでの化学兵器使用を巡る報告書について、「一方的」かつ「歪曲(わいきょく)されたもの」であり、不十分な情報に基づいているとロシアが考えていると明らかにした。

シリアの首都ダマスカス近郊で先月下旬に実行されたという化学兵器の使用について、ロシアは一貫して反体制派の関与を主張している。米国の推計では、この化学兵器の使用によって1400人超の死者が出た。

「アラブの春」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]