コロンビア政府と左翼ゲリラ、10月にオスロで和平交渉

(CNN) コロンビア政府と左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)の和平交渉が10月にノルウェーのオスロで開かれる。関係者が4日に発表した。

サントス大統領は4日のテレビ演説で、政府とFARCが交渉のための枠組みに調印したことを明らかにした。この枠組みは解決に向けた道筋を示すものだと述べ、交渉の結果は「ほかの誰でもない、私の肩にかかっている」と強調した。

コロンビア政府とFARCとの交渉は過去に何度も失敗を重ねてきた経緯がある。しかし今回は8月に政府がFARCとの間で予備交渉を行ったことを確認しており、大統領の発表はこの交渉の成果を受けたものとなる。

次の段階となる公式和平交渉はオスロで始まり、キューバの首都ハバナで継続する。

FARC側はコロンビアの山間部で撮影したビデオ声明をハバナで報道陣に公開した。この中でロドリゴ・ロンドーニョ・エチェベリ司令官はベネズエラとキューバ、ノルウェーの政府に交渉仲介の謝意を表し、「我々全ての力で新生コロンビアを作り出す」と力説。交渉の実現は「何よりも平和と政治的解決を求める国民の声の勝利だ」と強調している。

サントス大統領は、和平の実現はコロンビアの経済成長と世界との関係強化によるものだと述べ、国民の多くは貧困から脱却し、政治的利益のために暴力を行使する時代は終わったと指摘。和平交渉の間もFARCに対する軍の作戦は継続するとしながらも、コロンビアは過去の過ちから学んだと強調した。FARCはこれまでの約束をすべて守っており、引き続き同じ姿勢で臨めば交渉の見通しは明るいとの見方を示している。

FARC司令官も4日、過去の交渉は失敗に終わったが、今回は違う結果になるとの楽観的見通しを語った。

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