米空母トルーマン、またF/A18戦闘機を失う 1週間で2機目

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離陸の準備をするF/A18戦闘機「スーパーホーネット」=2日/US Navy/File

離陸の準備をするF/A18戦闘機「スーパーホーネット」=2日/US Navy/File

(CNN) 紅海に展開している米空母ハリー・トルーマンがまたF/A18戦闘機「スーパーホーネット」を失ったことがわかった。同空母はわずか1週間前にもF/A18戦闘機を失ったばかりだった。事情に詳しい5人がCNNに明らかにした。

何が起きたのかまだはっきりしておらず、調査が進められている。情報筋によれば、戦闘機が空母に着艦しようとした際の制御に何らかの失敗があり、操縦士と兵装システム士官が脱出を余儀なくされたという。2人はヘリコプターで救出された。軽傷を負ったが無事だという。

情報筋によれば、戦闘機は海中に沈み回収されていない。

1週間前も、同空母はF/A18戦闘機を失っていた。このときは、イエメンの反政府組織フーシの攻撃を回避して急旋回したために、F/A18が海上に落下したと明らかにしていた。

海軍によれば、F/A18戦闘機のコストは1機当たり6000万ドル(約85億円)以上。

フーシが2023年11月に紅海を航行する船舶に対して攻撃を開始して以降、紅海に展開する米海軍は繰り返しフーシからの攻撃を受けている。24年にフーシが発射した巡航ミサイルが約1.6キロまで接近して着弾まで数秒となった場面では、最後の防衛手段である近接防御システム(CIWS)の使用を余儀なくされていた。

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