ヘイリー氏、バーモント州で1勝の見通し 陣営が声明発表

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選挙集会に参加したヘイリー元国連大使=3日、バーモント州/Brian Snyder/Reuters

選挙集会に参加したヘイリー元国連大使=3日、バーモント州/Brian Snyder/Reuters

(CNN) 米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、15州の投票が集中した「スーパーチューズデー」の5日、ヘイリー元国連大使がバーモント州で1勝を挙げる見通しとなり、同氏の陣営が声明を発表した。

ヘイリー陣営の報道担当者は、この日に全米各地の数百万人から支持を得たことを光栄に思うと述べた。

独走状態が続くトランプ前大統領に対し、ヘイリー氏は3日に開票された首都ワシントンの予備選に続いて2勝目。同担当者は、共和党で女性候補が二つの予備選に勝利したのは史上初だと指摘した。

声明は、予備選で投票する有権者の中に、トランプ氏への「深い懸念」を示す人は多数残っていることが分かったと強調。トランプ氏が叫ぶ「団結」で党を成功に導くことはできないと主張し、「有権者のこうした懸念に対応することが、共和党と米国をより良くする」と訴えた。

トランプ氏は5日に少なくとも12州で勝利を確実にした。これまでに獲得した代議員の数はトランプ氏の893人に対し、ヘイリー氏は66人にとどまっている。

献金者の1人がCNNに語ったところによると、ヘイリー陣営は同氏が5日中に撤退することはないとしたうえで、6日に今後の方針を決めると予告している。

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