バイデン陣営、「奪取可能」なヘイリー氏支持層を注視

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) 11月の米大統領選への候補者指名争いに向けて各州で一斉に予備選が行われる5日の「スーパーチューズデー」で、民主党現職のバイデン大統領の陣営は、共和党からの指名を目指しているヘイリー前サウスカロライナ州知事に投票した有権者を注視している。こうした有権者を「奪取可能」とみているためだ。

バイデン陣営の当局者はCNNの取材に対し、各州からのデータを非常に興味深く見ていると語った。そうしたデータによれば、ヘイリー氏の支持者のかなりの人数が、本選ではトランプ前大統領に投票しない、あるいは、少なくとも共和党候補者が誰であろうと支持するとは言いたくないとの考えを明らかにしていた。

バイデン陣営はこうした有権者について、獲得が可能であり、トランプ氏を見限った有権者だとの見方を示した。

トランプ氏が分断を招き、民主主義をむしばむような発言を続けてもトランプ氏自身にとって何の利益にもなっていないとバイデン陣営は考えており、機会があるたびに、そうした発言を強調しようとしている。

CNNは先に、バイデン氏自身が選挙陣営の幹部に対し、トランプ氏の扇動的な発言への攻撃を強化するよう指示を出したと報じていた。

「米大統領選2024」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]