ロシア軍、米欧供与の長距離ロケット砲の破壊は皆無 米軍高官

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ウクライナ東部に配備された高機動ロケット砲システム(HIMARS)=1日/Anastasia Vlasova/The Washington Post/Getty Images

ウクライナ東部に配備された高機動ロケット砲システム(HIMARS)=1日/Anastasia Vlasova/The Washington Post/Getty Images

(CNN) 米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は23日までに、ウクライナ戦況に触れ、ロシア軍は米欧がウクライナに供与した長距離ロケット砲などの破壊には一切成功していないことを明らかにした。

ウクライナへの軍事支援を協議する4回目の国際会合に出席後、記者団に述べた。同会議の構成国は50カ国となっている。

ロシアは、米国がウクライナに提供した高機動ロケット砲システム(HIMARS=ハイマース)を前線近くで破壊したと主張している。

ミリー議長は、長距離用の火力兵器をウクライナへ送っているのは米国だけでなく、英国や複数の国も長距離ロケット砲を差し向けていると説明。これまでこれらの兵器がロシア軍によって抹消されたことはないと述べた。

議長はまた、ウクライナ軍はハイマースによる攻撃をロシア軍の指揮統制拠点、後方支援網や野砲をたたくために効果的に使用しているとも評価。

「ウクライナ軍は、英国が呼ぶように優れた砲兵や砲手である」ともたたえた。

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