ロシアはウクライナ侵攻で「非常に重い代償」払っている バイデン大統領

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記者会見で発言するバイデン米大統領=6月30日、スペイン・マドリード/Bernat Armangue/AP

記者会見で発言するバイデン米大統領=6月30日、スペイン・マドリード/Bernat Armangue/AP

(CNN) バイデン米大統領はスペインの首都マドリードで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を締めくくる記者会見で、「必要な限りウクライナを支援する」と約束する一方で、ウクライナでの戦争はすでにロシアに犠牲を強いていると指摘した。

「ウクライナでの戦争がロシアに与えた影響に目を向けてほしい。建国以来初めて、ほぼ100年ぶりに債務不履行となった。経済的にも15年分の利益を失った。テクノロジー面では、米国のロシアへの輸出制限で困っている状況だ。ロシアはテクノロジーがないために石油生産を維持することが難しくなるだろう。また、武器システムや軍事システムの一部についても同様の状況にある」と語り、「ロシアはウクライナへの侵攻で非常に重い代償を払っている」と強調した。

バイデン大統領はまた、米国とNATOが「ウクライナを支え続ける」ことを約束した。

「ウクライナはすでにロシアに深刻な打撃を与えている。実際、ロシアはすでに国際的な地位を失っている。全世界は、ロシアが『ウクライナ全体を奪おうとキーウ(キエフ)を攻略して失敗し、ドンバスを奪おうとしてまだ目的を達成していない』とみている」とバイデン大統領は指摘した。

続けて「ウクライナが実際にロシアの侵略に抵抗し続けることができることをすでに実証した能力と圧倒的な勇気を我々は彼らに供給している。今後どのような結末を迎えるかは分からないが、ロシアがウクライナで同国を負かして終わることはないだろう」と述べた。

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