屋内でのマスク着用義務、10日に解除 米ニューヨーク州

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学校長や教育委員会などと話し合う米ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事=8日、米ニューヨーク/Mike Groll/Office of Governor Kathy Hochul

学校長や教育委員会などと話し合う米ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事=8日、米ニューヨーク/Mike Groll/Office of Governor Kathy Hochul

(CNN) 米ニューヨーク州のホークル知事は9日、州内で実施してきた屋内でのマスクの着用もしくは新型コロナウイルスワクチン接種の証明の義務について10日に解除すると発表した。ただ、学校など一部についてはマスク着用義務は継続する。

ホークル知事は、感染件数や入院数が減少しており、義務の解除に安心感を覚えると述べた。知事はまた、人々に対して、引き続きマスクを着用することも求めた。

現在のルールは、屋内の店舗などが顧客に対し、ワクチン接種証明の提示か、飲食時以外は常にマスクの着用を義務付けるよう定めている。現行のルールは2カ月前に施行され、今月10日に期限切れを迎えることになっていた。

ただし、学校や育児施設、病院、介護施設、公共交通機関では引き続き、マスクの着用が求められる。ホークル知事によれば、州は来月、学校でのマスク着用を引き続き求めるかどうかについて、生徒の新型コロナウイルスの検査結果などの指標を使って検討を行う。

マスクを着用して運動する人々=2021年5月19日、米ニューヨーク市マンハッタンのジム/ED JONES/AFP via Getty Images
マスクを着用して運動する人々=2021年5月19日、米ニューヨーク市マンハッタンのジム/ED JONES/AFP via Getty Images

米国でここ数カ月にわたり猛威を振るっていたオミクロン変異株だが、感染が減少し始めており、政治的にリベラルな地域の多くの州が新型コロナウイルスに関連した規制を緩和しつつある。

ワクチン接種率の高い北東部の州では学校でのマスク着用義務について終了の期限を提示するところも出てきていた。

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