米軍がカブール誤爆を認める 民間人10人死亡、誤った車両を攻撃

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米中央軍司令官、カブールでの誤爆認め謝罪

(CNN) 米中央軍のマッケンジー司令官は17日、アフガニスタンの首都カブールで8月に実施した車両1台への無人機攻撃について、調査の結果、子ども7人を含む民間人10人が死亡したことが判明したと明らかにした。

標的となった車両については、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)の分派組織「ISIS―K」に関連した脅威ではなかった可能性が高いと説明した。

マッケンジー氏は記者会見で、攻撃は「誤り」だったと述べ、謝罪を表明。「我が軍や空港の退避者に対する切迫した脅威を防ぐことになると固く信じて攻撃を実施したが、誤りだった。心から謝罪する」とした。

マッケンジー氏はまた、自身が「今回の攻撃とその悲劇的な結果について全面的に責任」を負うと述べた。

国防総省の発表を受け、バイデン政権による混乱したカブール退避作戦や、アフガン撤退時の対応全般に批判が高まりそうだ。

8月29日の攻撃をめぐり、国防総省は当初、ISIS―Kの調整役少なくとも1人と民間人3人が死亡したと主張。米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は、住宅地で「正しい攻撃」を実施したと述べていた。しかし調査の結果、この住宅地で死亡した全員が民間人だったことが判明した。

攻撃に先立ち、無人機の操作者は4~5分にわたって住宅地の中庭を監視していた。この間に、標的となった車両の男性運転手は車を離れた。子ども1人が車を停車させており、他の子どもたちは車内か中庭にいた。

米軍は「合理的な確信」の基準に基づき、当該車両に対する攻撃を実施したが、調査内容に詳しい米軍当局者によると、これは誤った車両だった。なお、「合理的な確信」とは100%の確信を意味するものではないという。

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