ウッドワード氏らが新著 米軍トップがトランプ氏の暴走懸念、核使用制限の秘密行動と指摘

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アンドルーズ空軍基地でトランプ氏の署名を見守るミリー統合参謀本部議長=2019年12月/Andrew Harnik/AP

アンドルーズ空軍基地でトランプ氏の署名を見守るミリー統合参謀本部議長=2019年12月/Andrew Harnik/AP

同書は、ミリー氏が米国民や世界各国が知らない間に米国の国家安全保障を動かす監督者の立場になっていたと指摘した上で、同氏が権限を越えて行動したと考える人もいるだろうと言及。ただ、ミリー氏自身は「自分の行動は世界の秩序に歴史的な断絶を作らず、中国や他国との偶発的な戦争を起こさず、核兵器の使用をしないための信義に基づく予防措置だと考えていた」としている。

Perilは直接の関係者や目撃者との200回以上のインタビューを基に、政権末期のトランプ氏を描く内容。トランプ氏に関するウッドワード氏の本は3冊目で、権力に固執しようとする中、タガが外れて怒りを爆発させ、顧問や側近を怒鳴り散らす人物としてトランプ氏を描いている。

同書ではそのほか、議事堂襲撃の前日にペンス副大統領(当時)と対峙(たいじ)した様子や、バイデン氏の大統領選出馬、アフガン撤退を強く推進した理由、トランプ氏に抱く感情なども記述する。CNNは9月21日の発売前に同書を入手した。

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