イスラエル首相、トランプ氏にガザ教会攻撃は「誤り」と認める

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パレスチナ自治区ガザ地区の教会が攻撃され、負傷者が病院に運び込まれた=17日/Hamza Z. H. Qraiqea/Anadolu/Getty Images

パレスチナ自治区ガザ地区の教会が攻撃され、負傷者が病院に運び込まれた=17日/Hamza Z. H. Qraiqea/Anadolu/Getty Images

(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相は17日、トランプ米大統領と電話会談を行い、パレスチナ自治区ガザ地区唯一のカトリック教会へのイスラエル軍による攻撃が「誤り」だったと認めた。米ホワイトハウスが明らかにした。

この攻撃では3人が死亡し、複数の負傷者もでている。ホワイトハウスのレビット報道官によると、教会への攻撃を受けて、トランプ氏がネタニヤフ氏に電話した。協議では、ネタニヤフ氏が誤って教会を攻撃したとの声明を出すことに合意するとトランプ氏に伝えたという。

ラテン・エルサレム総大司教を務めるピエルバッティスタ・ピザバラ枢機卿はローマ教皇庁の公式メディア「バチカン・ニュース」に、ガザにある教会が戦車から「直接」攻撃を受けたと述べた。また、教会が攻撃されたという知らせに、ローマ教皇レオ14世が「深く悲しみ」、改めて停戦を呼びかけたと明らかにした。

ネタニヤフ氏は先週、米首都ワシントンを訪れ、トランプ氏と会談した。その際、トランプ氏は停戦の取引を受け入れるよう促していた。イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦をめぐる協議はカタールで続いている。

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